いろいろなリノベーションオフィス例
小規模なリノベーション
リノベーションオフィスといっても、その規模や種類はさまざまなものがあります。
たとえば、リノベーションというと、ついつい大規模な改修工事をイメージしてしまいますが、すでにある物件に少し手を加えてより快適にするという意味では、オフィスの間取り変更や照明変更、通信設備の変更なども立派なリノベーションといえるのではないでしょうか。
リノベーションオフィス例として、無機質な事務机が規則正しく並んでいるようなスタンダードなオフィスがあったとします。古いオフィスなどでは、通信回線の配置などから、どうしても決まりきったレイアウトを余儀なくされてしまうことがありましたが、最近のオフィスは自由なレイアウトができるようにフリーアドレス制の床仕様となっている物件が多いです。
もしそうでなくとも、リノベーションによって床仕様を変更することもできます。通信回線にこだわらずレイアウトができるのであれば、オフィス家具の配置はもっと自由にできるはずです。カフェのようなレイアウトにして、社員が自由に席を選んで仕事することもできるでしょう。
オフィスの照明も、従来は冷たい印象の蛍光灯の明かりがほとんどですが、ところどころにデザインにこだわった照明器具や間接照明を取り入れると、オフィスのおしゃれ度が増し、リラックスできる雰囲気も高まります。

大規模なリノベーション
また、リノベーションオフィスというと、すでにあるオフィス物件をリノベーションするもの、と思っている人も多いと思います。もちろん、オフィスビルを一棟まるごとリノベーションしたり、ワンフロアをリノベーションしたり…というのはオフィスリノベーションの大半です。
しかし、最近はもともとはオフィスではない倉庫や古民家などをリノベーションし、オフィスとして利用できるようにするケースも増えています。倉庫や古民家を使ったリノベーションオフィスは、オフィスの外観や内観にインパクトを持たせることができます。インパクトの強いオフィスはそれだけでかなり企業イメージの普及に役立ちます。