リノベーションオフィスの種類

自由なオフィスでモチベーションアップ

オフィスリノベーションが増える理由

すでにある建物に改修を加え、より使いやすい物件へと変化させる「リノベーション」。中古住宅などで多く行われてきた手法ですが、最近はオフィス物件に対してもリノベーションが行われる例が増えてきました。

オフィスリノベーションが増えてきた理由としては、スタンダードなオフィスの枠にとどまることなく、それぞれの企業にあった自由で個性的なオフィスづくりが増えているということがあげられます。

従来のオフィスといえば、事務机が規則正しく並べられ、コピー機や印刷機などが置かれている無機質で面白みのない空間というイメージでしたが、最近は企業の業務内容に合わせ机やOA機器の配置を工夫し、オフィスといえどもオシャレでユニークな空間を作ろうという企業が増えているのです。

魅力的なリノベーションオフィス

そういった企業の要望に答えやすいのが、リノベーションオフィスです。たとえば、床の仕様をフリーアドレス制にリノベーションすれば、オフィス家具のレイアウトをより自由にしやすくなります。個人が決まった席に着くのではなく、仕事の状況によって仕事がしやすい席に移動するということも可能になります。

また最近はインターネットの普及によって、必ずしも都内のビジネス街の一等地にオフィスを構える必要がなくなってきています。遠方の会社ともテレビ電話や電話、メールなどを使ってやりとりができます。そのため、田舎の古民家や空き店舗などをリノベーションし、オフィスとして使用する例も見られます。こうしたリノベーションオフィスは、個性的なオフィスとして注目されるだけでなく、地方の活性化などにも役立っています。

企業がそれぞれ使いやすいレイアウトにこだわり、思い通りの空間を作り上げることができるのは、リノベーションオフィスならではの魅力です。個性的なリノベーションオフィスを作ることができれば、企業のイメージアップにもつながるでしょう。そして、快適なオフィスは社員にとってもモチベーションアップにつながるのです。